無溶接タンク

無溶接で製造されるロケット・宇宙機用タンクです。
溶接部が存在しないため品質が安定しており、短納期かつ低コストで納品できます。
Feature 01
安定品質
宇宙用タンクの製造においては、通常は溶接が必要です。しかし、その溶接部には一般に強度の低下や、溶接欠陥といったリスクが潜んでおり、品質が安定しにくいという課題がありました。そのため容器保安規則等でも多くの品質評価項目が設定されています。
MJOLNIR SPACEWORKS(ミヨルニア・スペースワークス、MSW)の「無溶接タンク」はその名の通り、溶接部が存在しません。そのため低コスト、短納期で安定した品質を実現しています。
また、宇宙用機器には高い清浄度が求められます。従来の溶接タンクではスパッタ(溶接の際の汚れ等)が飛散するため、清浄度を保つためには大きなコストがかかりました。MSWの「無溶接タンク」ではスパッタが発生しないため、高い清浄度を保てます。
Feature 02
内部デバイス
ロケット・宇宙機で使用されるタンクには、液面の揺動抑制や、低重力環境でも液体を吐出できるよう誘導するための内部デバイスが必要です。MSWの「無溶接タンク」では、各種内部デバイスを搭載することが可能です。内部デバイスはご要望に応じて設計します。
無溶接タンクイメージ
  1. 無溶接工法による安定品質、低コスト化
  2. 高清浄度
  3. 内部デバイス搭載可能
  4. マウント製造(オプション)

推進剤タンク仕様及び詳細

タンク内容量 5~250 [L]
タンク直径 Φ150 ~ 420 [mm] (420mm以上でも製造可能な場合があります)
構造効率 0.12~0.20
PV/W 0.035~0.065
適用流体 ASK
耐圧力 10 [MPaG] (当社で試験実績のある範囲)
概算価格 400万円~
納期 3か月以内 (仕様によって異なります)

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